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2016年12月25日日曜日

入院前の状態②哀しき勘違い:ダイエットの落とし穴・飲酒と糖尿病・前兆

ダイエットの落とし穴
私は検査まで不安を抱きつつも大きな勘違いをしていた。
ダイエットと運動が効をかなしてスリムになり、体調も良く糖尿病も治ったと思っていた。
そう思わせる程に体調も良く、2011年4月から6月に体重が減った頃に比べて体も楽だった。
減量していた頃はもしかしてという不安は過ぎったが、この夏休みはそれを忘れさせる程元気だった。
ただ、寝酒は悪いと言うことは自分でもよく分かっていた。朝の尿の状態が悪かったし、寝起きの体や精神状態が良くなかったからだ。
しかし、寝酒は何にもまして美味しく心地よく、しかも体に良いとされるワインにできるだけ限ったので油断があった。
入院中に主治医のT先生に寝酒が悪いことを聞いたときに、最大の原因だと再認識した。
おそらく検査で引っかからなかったら、大きな症状を起こして取り返しがつかなかったろう。
最悪のことを考えれば不幸中の幸いだったが、ダイエットをして減量していた頃に、もしかしてと検査していたら、入院をすることはなかっただろう。
ただ、どっちみち夏休みには検査をする予定だったので、必然の結果といえば必然の結果だったのである。

減量してから検査までの数ヶ月は、昔の自分を取り戻したかのような気分が続いた。
人に痩せたことを言われると、糖尿病だと言いながら内心は「ダイエットと運動の成果」と自分では悦に入っていた。
これが哀しき勘違いで、死のリスクを負った落とし穴であった。
これで死んでいたら「本当は怖い家庭の医学」のテレビ番組を地で行くものだった。
今までずっと酒に代わる楽しみが見つからないと言い訳をしていたのだが、どうこの病と付き合っていけばいいのかを真剣に考える必要がある。
一つは強靱な肉体に改造して飲食を超えるエネルギーを消費する。
一つは飲食を最小に抑えて穏やかに暮らす。
たぶん自分の性格からしたら前者になるだろう。
毎日朝早く起きて10kmほど走っていた頃のように運動する方法があるだろう。
ただ、その時も走りすぎて足を故障させたので、故障しないように心がける運動の継続である。
それと週2回の休肝日は神明に誓って果たさなくてはいけないと入院当時は思ったが、結局果たせたことは無い。

飲酒と糖尿病
糖尿病患者が飲酒などとはもってのほかと思われる方が多いかも知れない。
自分の父親も飲み過ぎが原因で脳梗塞になったことを悔いて、病気をして飲めなくなった後は、ことある毎に「飲むな 飲むな」と子ども達には繰り返して言った。
当然、母親は私の糖尿病のことを知った後は、だれにもまして禁酒という言葉を繰り返した。
妻は以前に私が禁酒をして、睡眠薬に頼り、却って自律神経失調に陥ったことを知っているので、禁酒までは求めなかった。
それ程私は酒が大好きなのである。
これは大学院時代のビールを飲みながら議論を交わす研究室の流れが源流にあると、自分に対して言い訳している。
実際、大学生の頃は毎日酒など飲める身分ではなかったのだが、酒やたばこの常習性がついたのは院生時代である。
思い返せば、昼間から東京の青山通りを缶ビール片手に飲みながら歩いて、同行していた従兄弟に顰蹙をかった。
因みにたばこは缶ピースまで吸っていたが、子どもの誕生前の1989年ころに止めた。
唯一、私が禁酒できたのは、患った痔瘻を手術以外の漢方で治そうとして飲んだ漢方が、飲酒すると、顔が紅潮して動悸がするので飲めなくなった時。
友人の医者に強く求められて禁酒をして、代わりに睡眠薬を処方して貰った時だけである。
痔瘻は結局手術で治し、睡眠薬の代用は自律神経をやられて結局失敗した。
さすがに今は酒量も減り寝酒は焼酎に限っているが、禁酒には至っていない。
入院前より節酒に関して出来ているのは、焼酎はあらかじめ薄めていることなどであろう(以前は25度をストレートかロック)。
入院前には1日に日本酒換算で3合以上の酒量があったのも、現在は2合未満程度まで落ちていると思う。
主治医の先生や栄養士の方からは休肝日を設けることを強く求められているが、禁酒とまでは言われていない。
私には何よりもまして休肝日の設置が大きな課題であり続けている。

前兆
初期段階では当然合併症で出る症状はない。後で思い起こせばという場合が多い。
自分に関しては、手のしびれや便秘がそうである。
ただ、これらは血糖値が下がった後も続いているので、決定的な症状と言うには疑問が残る。
また、糖尿病になるとインポテンツになるというのも、人によるであろうが病気が慢性化して進行した状態だろうと思う。
自分は「夫婦の営み」を人並み以上にしているから大丈夫と思っていたら、私と同じことになってしまう。
そして、本当は心療内科で検診して情緒不安定が糖尿病の初期段階と言われたときに、真剣に自覚するべきであった。
おそらく予備軍と言われる人の多くは、何らかの自覚があったり、医師から注意を受けているはずである。
肝心なのはどれだけそのことを深刻に受け止め、早期に食事療法や運動療法にとりかかるべきなのだが、現実的には薬でごまかして、高い数値のママでいる人が多いようだ。
私のように糖尿病といわれながら、医者に定期的にかからなかった者は、死のリスクを負って即入院の羽目になる。

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